実は、豆乳にはもう一つ、大きな楽しみがあります。
これで、湯葉が作れるのです。
生の湯葉は、うまい。
しかも、豆腐より簡単に作れます。
浅くて広い鍋がいい。
豆乳を入れ、できるだけ弱火にしてじつと待つ。
すると、豆乳の表面にちりめんのようなしわが現れる。
膜ができたのです。
鍋の端から長い串を差し入れて、膜をすくい取る。
これが、湯葉だ。
栃木県「日光の湯葉」を取材した時に、工場の作業を見ていて覚えた。
職人はきれいにすくい取り、乾燥させたり、形を整えて揚げたりするが、こちらはすぐに生で食べるから、膜が広がってなくても気にしない。
わさびじょうゆで食べる。
刺し身感覚です。